Affinity Designerの「オブジェクトの結合」はAdobe Illustratorで言う「パスファインダー」と似ている機能になります。
Adobe Illustratorのどの部分がAffinity Designerのどの機能になるのかを説明します。
オブジェクトの結合とはAffinity Designerで描いた図形同士を結合したり、切り抜いたりする機能です。
Adobe Illustratorの方が数種類ほど機能が多いですがAffinity Designerは5種類の機能になります。
ツールは画面上部左側にあります。オブジェクトを描いて選択している状態で使用可能になります。
和(追加)
これはAdobe Illustratorで言う合体に当たる機能です。
オブジェクト同士を重ねて下のオブジェクトに対して上のオブジェクトが結合されます。
下のオブジェクトに色に同化されます。
差(除外)
これはAdobe Illustratorで言う前面オブジェクトで型抜きに当たる機能です。
重なったオブジェクトの上の図形が下の図形を型抜きます。
積(交差)
これはAdobe Illustratorで言う交差に当たる機能です。
2つのオブジェクトの重なった部分だけが残ります。こちらも下のオブジェクトの属性に合わせた形になります。
排他的論理和(中マド)
これはAdobe Illustratorで言う中マドに当たる機能です。
上下のオブジェクトの交差部分を切り抜きます。
除算(分割)
Adobe Illustratorで言う分割に当たる機能です。
上下のオブジェクトと重なった図を全てバラバラに単独図形にします。
補足
マウス右クリックからジオメトリを選択すると「オブジェクト追加」機能が使えます。
以上、Affinity Designerのオブジェクトの結合機能の説明でした。
Adobe Illustratorには上の機能以外にアウトライン・背面オブジェクトで型抜き・アウトラインなどのツールがあります。
イラレであんな機能は、アフィニティではどうだったっけ?の時の辞書代わりで使って頂ければ幸いです。
お疲れ様でした。
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