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独自ドメインメールをGmailで送受信設定して、パソコン版メールソフト Thunderbirdで使える方法を説明します。

2022-11-13




独自ドメインGmail利用方法タイトル

パソコンでGoogleのGmailを使って独自ドメインの送受信する方法を説明します。

レンタルサーバーでメールを送受信すると、どうしても迷惑メールが多くて困ります。

スマホには基本的に迷惑メールを分ける機能が備わってないので、受信ボックスにそのまま入ってきて、ホントに目障りです。

また間違ってメールを開けてしまうとセキュリティ的にもリスクが高いです。

そんなメール事情を利用者数20億人以上と言われるGmailを使うことによって、強力なフィルターで迷惑メールを自動的に排除できます。

今回は独自ドメインの利用で、たくさんの迷惑メールで困ってた状態から一気に解消されたので説明します。

またGoogle Workspaceなどの有料サービスを利用しなくても使えるので便利です。

メリットは迷惑メールがほぼ見なくなった事。Google Workspaceを使わないので固定費が掛からない事。

デメリットはGmailから独自ドメインのメールを確認しに行くので、タイムラグが生じることです。
独自ドメインからGmailへ転送するとタイムラグは解消されます。

独自ドメインメールサーバーの情報確認


一例として

私の場合はhetemlを利用しているので、hetemlのWEBメールを開きます。

リンクからメールアドレス、パスワードを入力し画面左メニューから「環境設定」のタブ「基本設定」を確認します。

POPサーバーとSMTPサーバーの確認をします。SSL対応なのでポートはPOP(995)、SMTP(465)になります。

hetemlメール設定確認

Gmailから独自ドメイン送信設定

独自ドメインのメールサーバー情報の確認ができたら、Googleの検索画面を開きます。

画面右上の「Gmail」をクリックします。※要ログイン

gmailアクセス

画面右上の歯車マークをクリックして、クイック設定にある「すべての設定を表示」をクリックします。

すべての設定の表示

「設定」からタブ「アカウントとインポート」をクリックします。

「名前」のところに利用してるGmailが表示されています。※この箇所がGmailから独自ドメインでメールを送信する設定になります。

その下の「他のメールアドレスを追加」をクリックします。

他のメールアドレスを追加

「別のメールアドレスの情報を入力してください。」が表示されたら、独自ドメインで使用している「名前」、「メールアドレス」それぞれの欄に入力ます。
「エイリアスとして扱います。」はチェックを付けたままで。

入力できたら「次のステップ」をクリックします。

別のメールアドレスの情報を入力してください。

「SMTPサーバー経由でメールを送信します」で独自ドメインのメールサーバーに合わせて「SMTPサーバー」を入力します。

ポートはなるだけ「25」を使わずセキュリティ対応の「465」が使える用であれば、そちらを強くオススメします。

ポートの選択ができたら「ユーザー名」「パスワード」を入力します。

SSL、TSLの選択は上記のポート番号の条件によって自動的に切り替わるので、そのまま「アカウント追加」をクリックします。

SMTPサーバー経由でメール送信します。

「確認手順に従ってメールアドレスを追加します」で設定した独自ドメインのメールに確認コードが受信されます。

確認コードの確認、またはリンクをクリックします。

確認コード受信

確認コードを入力して「確認」をクリックします。

確認コード入力

これで名前のところに独自ドメインで送信できるメールアドレスが追加されました。

独自ドメインの左「デフォルト」をクリックするとメール送信先の人は、あなたの独自ドメインでメール受信できる状態になります。

独自ドメインメール受信設定完了

Gmailで独自ドメインメール受信設定

この方法は独自ドメインのメールサーバーから転送を使ってGmailに送るとタイムラグ無しで受信できますが、Gmailから受信(POP)設定して受信する方法を説明します。ただしGmailが独自ドメインのPOPサーバーを確認する間隔でタイムラグが発生します。

「他のアカウントのメールを確認:」から「メールアカウントを追加する」をクリックします。

他のメールアカウントを追加する

Gamailで受信したい独自メールアドレスを入力して「次へ」を入力します。

追加するメールアドレスを入力してください。

「他のメールアカウントからメールを読み込む(POP3)」の選択以外無いので「次へ」をクリックします。

POP3選択

「hoge@hogehoge.comのメール設定を入力します。」で独自ドメインメールサーバーのユーザー名、パスワード、POPサーバーを入力します。利用可能であればセキュリティ対応の「995」ポートを使われる事を強くオススメします。

独自ドメインメールサーバーに受信したメールを残す場合は「取得したメッセージのコピーをサーバーに残す。」にチェックを入れます。

「メールの取得にセキュリティで保護された接続(SSL)を使用する。」:ポート995番が利用可能であれば必ずここはチェック✓してください。

必要に応じて設定したら「アカウントを追加」をクリックします。

メールPOP受信設定

Gmailから独自ドメインメールの受信を確認してメールが受信されていればGmailの受信箱にメールが入ります。

メール確認中

サンダーバード Thunderbird メールソフトでGmail設定した独自ドメインメールの送受信設定

Gmailで独自ドメインメールの送受信設定を行います。この設定でGmailからメールを送っても送信先には独自ドメインとして受信されます。

Thunderbirdのファイルから「新規作成」→「既存のメールアカウント」を選択します。

既存メールアカウント選択

上記でメニューバーが表示されていない場合は、メニューバーの表示される付近で右クリックします。

プルダウンメニューから「メニューバー」にチェック✓を入れると表示されます。

「既存のメールアドレスのセットアップ」から独自ドメインの送受信を設定したGmailの情報を入力して「続ける」をクリックします。

既存のメールアドレス入力

「アカウント設定がMozilla ISPデータベースから見つかりました。」と表示されたら設定できたので「完了」をクリックします。

アカウント設定がMozilla ISPデータベースから見つかりました。

リンクしたサービス設定ができたら「完了」をクリックします。

アカウントの作成が完了しました。

メニューバーから「ツール」→「アカウント設定」を選択します。

アカウント設定

独自ドメイン送受信設定したGmailのメールアドレスをクリックします。

アカウント設定から

アカウント名に「独自ドメインメールアドレス」

規定の差出人情報に独自ドメインで使用している名前、メールアドレス等を入力します。

独自ドメインメールに書き換え

サーバー設定確認

左メニューの「サーバー設定」をクリックします。

  • サーバー設定のサーバーの種類:IMAPメールサーバー
  • サーバー名:imap.gmail.com ポート:993
  • ユーザー名:自分のGmailメールアドレス

になってることを確認します。

サーバー設定確認

これでGmailで独自ドメインメールで運用可能になります。

自分の他のメールアドレスなどで送受信して、正しく設定されているか確認してください。

お疲れ様でした。

※上記内容より、何らかの影響で不具合が生じても全て自己責任でお願いします。




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