YAMAHA RTX830からONU内蔵NTTルーター（PR-500MI）ホームゲートウェイの設定画面を見るとき、PCのLANケーブルを抜き差しと言うのも面倒くさいです。
またRTX830経由で光電話を利用する場合、RTX830からホームゲートウェイには必ず接続できる設定が必要になります。
今回はホームゲートウェイとRTX830の設定を行い、RTX830経由でホームゲートウェイ設定画面が開けられる設定方法を説明します。
ネットワークの構成は大凡こんな風になってます。
PCからRTX830経由でPR-500MIの設定画面を見るにはPR-500MIとRTX830の設定が必要になります。
ホームゲートウェイ（NTT PR-500MI）の設定方法
DHCPv4サーバ設定
ホームゲートウェイ（以下、HG）配下にRTX830が接続されているので、HGのLAN側IPアドレスを設定します。
HGの設定画面から左メニューの「詳細設定」→「DHCPv4サーバ設定」をクリックします。
IPアドレス/マスク長の［LAN側IPアドレス/マスク長］に「192.168.10.1/24」を入力します。
一例では192.168.10.1で設定しています。
［DHCPv4サーバ］の「DHCPv4サーバ機能」の「使用する」の✓チェックを外して、「設定」をクリックします。
LAN側静的ルーティング設定
今度は左メニューの「詳細設定」から「LAN側静的ルーティング設定」をクリックします。
［LAN側静的ルーティングエントリー］から 任意のエントリー番号の右「編集」をクリックします。
【LAN側静的ルーティング設定 エントリ編集】より
「宛先IPアドレス/マスク長」にRTX830で利用しているIPアドレス（セグメント）を入力します。（一例：192.168.100.1）
ゲートウェイはPR-500MIからRTX830のWANポートに割り振るIPアドレスを入力します。（一例：192.168.10.2）
入力できたら「設定」をクリックします。
［LAN側静的ルーティングエントリー］に戻ったら、左側にチェックを付けて再度「設定」をクリックしたら完了です。
YAMAHA RTX830ルーターの設定
タブ「管理」から左メニュー「保守」の「コマンドの実行」をクリックします。
「コマンドの入力」欄に
ip lan2 address 192.168.10.2/24を入力して【実行】をクリックします。これでRTX830のWANポートは192.168.10.2のIPアドレスであると認識させます。
画面下方に「成功」と表示されたら設定完了です。
お疲れ様でした。
※上記内容より、何らかの影響で不具合が生じても全て自己責任でお願いします。
